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周辺観光Sightseeing in the area

展勝地周辺の、おすすめ観光スポットをご紹介します。

展勝地公園

東北有数の桜の名所 1万本150種の桜

展勝地公園は、岩手県北上市にある東北有数の桜の名所です。約29.3ヘクタールの敷地に約1万本の桜と10万株のツツジが植えられており、北上川左岸に約2kmの桜並木が続いています1。1990年に日本さくら名所100選に認定され、青森県の弘前、秋田県の角館と並んで「みちのく三大桜名所」の一つに数えられています。

公園内には約があり、4月中旬頃から咲き始めるソメイヨシノから5月上旬のカスミザクラまで、長期間にわたって桜を楽しむことができます。また、陣ヶ丘という小高い丘からは北上川と桜並木の絶景を一望でき、この眺望から「展勝地」という名称が付けられたと言われています。

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展勝地レストハウス

郷土の食文化

展勝地レストハウスは、北上川と和賀川の合流地点を望む場所にあり、舟運時代の米倉をイメージした建物です。

地元の食材を使用した郷土料理や季節の料理を提供しており、特に毎朝臼と杵でついて作る「展勝地もち」は名物となっています。

 

レストハウス内には食事処のほか、北上地域の工芸品やお土産品を販売する物販コーナーもあります。広い座敷席からは北上川の雄大な景色を眺めることができ、家族連れや3世代での利用に人気があります。営業時間は10:00〜17:00で、さくらまつり期間中は21:00まで営業しています。

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みちのく民俗村

まるでタイムスリップ

みちのく民俗村は、北上川流域とその周辺の茅葺民家を移築復原した東北有数の野外博物館です。約7ヘクタールの敷地に、南部曲家などの茅葺民家10棟のほか、大正建築の名残を持つ旧黒沢尻高等女学校の校舎など、合9棟の建物が点在しています。

 

園内は民俗村導入ゾーン、南部伊達領境ゾーン、北上川流域古民家ゾーン、縄文時代と古代遺跡ゾーンから構成されており、南部藩と伊達藩の境塚も残されています。

 

旧女学校の校舎には多数の民俗資料が展示されており、昔の暮らしを学びながら四季折々の草花も楽しめる場所となっています。

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北上市立博物館

時を超える歴史の旅、北上の記憶が息づく博物館

北上市立博物館は、1973年に開館した県内を代表する総合博物館です。2016年9月にリニューアルされ、北上の歴史をより深く学べるよう展示が刷新されました。

 

館内は6つのテーマで構成されており、平泉に先立つ仏教文化の中心地であった国指定史跡国見山廃寺跡の展示をはじめ、樺山遺跡、八天遺跡、江釣子古墳群からの出土品、中世の領主・和賀一族ゆかりの品、南部と伊達の藩境のくらしや北上川舟運の関連資料などが展示されています。国指定重要文化財の銅龍頭や銅錫杖頭なども見ることができます。

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樺山遺跡

古代の息吹を辿る

樺山遺跡は、北上市街地の南方約7キロメートル、北上川の左岸に位置する縄文時代中期の遺跡です。1950年に発見され、翌年から発掘調査が行われました。

遺跡は上下2段の地形に分かれており、下段には配石遺構群、上段には竪穴住居を持つ集落跡があります。配石遺構は直径約1.2メートルの範囲に石を敷き詰め、一端に立石を設けたもので、以上確認されてい。これらは墓である可能性が高いとされています。

上段の集落跡は配石遺構と同時代に営まれており、台地の周縁に住居跡が集中しています。また、中期末から後期初頭にかけても再び集落が営まれ、竪穴住居跡と甕棺が発見されています。樺山遺跡は、縄文時代中期の集落と墓域を含む重要な遺跡として国の史跡に指定されています。

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珊瑚橋

北上市を代表するレトロで優美な橋

桁長約254 m、幅5.5 mの下路カンチレバートラス構造の鉄橋で、1933年(昭和8年)に架け替えられた歴史ある橋です

珊瑚橋の名前の由来は、橋のすぐ南にある標高244mの国見山の北尾根、珊瑚岳に由来しています。1971年(昭和46年)には歩道橋が追加され、鋼斜張橋となっています。珊瑚橋は、展勝地の桜並木と共に北上市の象徴的な景観を形成しています。
ジョギングや川沿い散歩にもぴったり。SNS映えする情緒ある風景が広がります 。

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